八雲立つ『雲海・松江城』～光と詩が紡ぐ物語～

現役高校生のナレーションに注目！馬溜、石段、そして本丸―。イベント会場では8層に広がる雲海とともに、小泉八雲や文豪たちの世界観を詩（うた）にしたナレーションが聞こえてきます。
担当するのは公募で選ばれた松江市内の現役高校生たち。彼らの想いのこもったナレーションにもぜひご注目下さい。

「馬溜」
松江農林高校1年　山田蒼樹さん（演劇部）
松江城の歴史を解説するナレーションを担当。部員２人の松江農林高校演劇部の存在をアピールし、一人でも多くの人に入ってほしいと思い、応募してくれました。会場では、彼のナレーションがお客さんを誘う「呼び水」になることを願っています。

「石段」
松江南高校3年　安田敦洋さん（放送部）
天守に続く石段付近のナレーションを担当。公募の一次審査が得意の「歌」だったことから、高校最後の記念として挑戦してくれました。彼の声は本丸で流れるコーラスパートにも生かされています。将来は子供たちに読み聞かせや歌を聞かせる仕事に就きたいそうです。

「石段・本丸」
松江北高校3年　安部由季乃さん（放送部）
石段と本丸のナレーションを担当。放送部の部長を務め、ラジオドラマの脚本・演出・主役を一人でこなします。将来の夢は声優になること。「会場で自分の声をたくさんの人たちに届けられることがとてもうれしい」と話してくれました。

「石段・本丸」
松江南高校２年　大櫃みなもさん（放送部）
石段と本丸のナレーションを担当。放送部に所属し、朗読の技術を磨いています。応募のきっかけは馴染み深い松江城がテーマだったこと。彼女のナレーションを通じて国宝松江城の良さをよりたくさんの人に知ってもらえることを期待しています。